ギターのリズムが目で見えるトレーニング!裏技もこっそり伝授

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ギターや楽器をやっている人は、リズムについて悩まされる時期が多くあると思います。リズムはただ闇雲に練習しても、なかなか良くなりません。こんな言葉は聞いたことがありませんか?「リズムが見える」とか「リズムがわかっている」とかそんな言葉を言っている人を見たことはないでしょうか?

そうなんです。実際、リズムは見えますし理解できるのです。始めはすぐにその感覚的なものを掴むことは難しいので、ここでは裏技を使った、リズムが目で見えるトレーニングをご紹介します。

リズムを目で見る方法とは?

リズムは感じて出すもので、見るものではないと思いますよね?間違いではありませんし、私もそう思っています。でも「リズムがどこにあるのか?」場所がわかるようになるのも事実なんです。ちまたで言われている「リズムが見える」は感覚的なもので習得には時間がかかります。

ここで言っている「目で見る方法」とはリズムを視覚的に見るということです。どういうことか下の譜面で説明していきましょう。

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上の譜面は四分音符で音符が流れています。これだけですとリズムは単純に「1,2,3,4」のカウントと一緒に弾けばいいのですが、下の図譜面のようになるとそうはいかなくなります。

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どうでしょう?「1,2,3,4」だけでは弾けなくなりますよね。このようなリズムはたくさん出てきますので、早く克服したいところです。それではどのようにして考えればいいのか?下の譜面のようにして考えます。

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まず、譜面を見るときのテクニックですが「小節を二つに区切るように見ること」があります。縦の赤い線を引いてみると、ひと目でリズムを把握することができます。下の段を見て下さい。

もう一つのテクニックがリズムを目で見る方法の裏技で「実際には表記されていないところに音符があるように考える」方法です。

下の段の最初の小節を半分に区切った前半は「ダ、ダー、ダ」ですが、「ダー」と伸ばしているところに音符があると考えて、リズムを取ります。「ダ、ダ、ダ」そう考えてリズムをとることで、伸ばしている時にも常に流れているリズムを感じることができますので、リズムが狂いにくくなります。

2小節を全部口ずさむと、1小節目「ダ、ダ、ダ、ダ、ダ」2小節目「ダ、ダ、ダ、ダ、ダ、ダ」になります。これをギターで弾く場合は下の譜面のようになります。

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(カッコ)で囲まれているところは、空ピッキングです。ダウンでもアップでも表記通りに素振りします。おそらくギターのピッキングで理解する方が分かりやすいのではないでしょうか。

オルタネイトピッキングで、常に流れている一定のリズムを取り、「弾かない箇所や伸ばす箇所を空ピッキングで過ごす」方法は非常に効果的です。オルタネイトピッキングについては「ギターのピッキングのやり方は?上下に動かすコツはピックの位置」の記事が参考になります。

ここでは伸ばす音について空ピッキングを例にしましたが、休符についても同じで休むのではなく、空ピッキングで常にリズムを感じる=「譜面には書いていないがイメージする」ことで視覚的にリズムを捉えることができます。

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リズムが目で見えるトレーニング

上記では8分音符で例を出しましたが、他の音符でも同じです。下の譜面は16分音符を基調としたものです。16分音符は少々忙しいので、口ずさむ音は「ダ」ではなく「タ」になっています。口ずさむ音に決まりはありませんので、言いやすい言葉を使ってください。

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このようにどのような音符がきても、表記されている音符・休符の見えない部分で、音符があるかのようにイメージしてリズムを刻むことで、リズムを安定させる効果があります。

ただし、8ビートの曲で16分音符でリズムを刻むと、8ビートの豪快さがなくなってしまいますので、基調となる音符を使ってリズムを刻むことが大事です。

基調となる音符は曲を聴いたり、ドラムのパターンを聴いていると誰でも何となくわかります。特にバスドラムやスネアドラム、ハイハットの音を聴くとすぐにわかりますので、曲を聴くときは注意して聴いてみましょう。

分からないときは、ギターで8分音符を弾いてみたり、16分音符を弾いてみて判断すると分りやすいと思います。この空ピッキングで常にリズムを感じて譜面には書いていない音符をイメージすることで、視覚的にリズムを捉えるトレーニングになります。

市販されている教本のようなものや、歌謡曲の歌本なんかのメロディーラインで練習するのもいいトレーニングになります。

ちなみに私は歌本を買ってきて、メロディーラインをとにかく弾いていくという練習をしていました。ネットに掲載されている譜面でも、楽曲であればなんでもできますのでトレーニングしてみて下さい。

リズムが目で見えるトレーニング:まとめ

「リズムが目で見えるトレーニング」に必要なポイントをしっかりと抑えて下さい。

  1. 伸ばしている音や休符の間も音符があるイメージをする
  2. 伸ばす箇所や弾かない箇所を空ピッキングで過ごす
  3. 小節を二つに区切って見る

少し譜面を読む練習のように感じる人もいるかもしれませんが、理屈を理解しているとイメージがしやすくなり、後々身についてくる感覚的なリズムの理解も早くなると思います。しっかり練習して早めにマスターしておけば、リズム感を良くする近道になります。

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