ギターのドレミの覚え方は?表を使って初心者向け簡単解説

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今回はギターのドレミファソラシドの覚え方です。ギター初心者の方は分かりやすいドレミ表を使って覚えましょう。

実はこのドレミを覚えると、スケール(音階)と呼ばれるギターソロやオブリガード(通称オブリやオカズ)などのフレーズを構成する重要な型(ポジション)を覚えたことになるので、是非頑張って覚えて下さい。

ドレミとは?

ドレミファソラシドは7音(表記は8音ありますがドが音程の違いで重複しています)で構成されていて、別名メジャースケール(音階)と呼ばれているものの一つです。

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メジャースケールは上記の図のような音程になっています。全音と半音の違いは、指板上の2フレット分離れている音が全音、1フレット分が半音になります。なんだか急に音楽の勉強みたいになりましたが、今の時点では頭の片隅に入れておくくらいで問題ありません。

ギターでは音の名前を主にCDEFGABC(ドレミファソレシドの英音名)で呼びます。7音のなかでC(ド)から始まるメジャースケールをCメジャースケールと呼びます。レから始まるものをDメジャースケール、ミから始まるものをEメジャースケールと準じて呼びます。

Cメジャースケールは良く皆さんが「ドレミファソラシド♪」っと言っているものの正体で、これを覚えることがドレミを覚えていることと一緒になります。

ギターポジション表:Cメジャースケール

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上の図はCメジャースケールを指板上で表したものです。これだけ見るとどうやって覚えるの?っていうくらい煩雑しているように見えますが大丈夫です。ギターの音の配置にはパターンがありますのでそれを覚えてしまいましょう。

ちなみにすでに気が付いている方もいるかもしれませんが、6弦のパターンと1弦のパターンは全く同じで、各弦の1フレットから3フレットのパターンと13フレットから15フレットのパターンが同じことに気づいたでしょうか?

これはギターの特性の1つで13フレット以降は1フレットから12フレットまでのパターンを繰り返すだけなのです。つまりギターのスケールは12フレットまでのパターンを覚えればすべて覚えたことになるのです。

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メジャースケールの覚え方:5つのポジション表

メジャースケールの5つのポジション表を使って弾きながら覚えて行きましょう。各ポジションによってフィンガリング(運指)が違いますので詳しく解説して行きます。このポジションはすべて左手がほとんどスライド(横移動)しないで押さえられるように考えたポジションです。

第1ポジション

%e7%ac%ac1%e3%83%9d%e3%82%b8%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3上の図に指板が2段ありますが上の段は音の配置を表していて、下の段はフィンガリング(運指)を表しています。音の配置を確かめたい場合は上の段、パターンを覚える場合は下の段を見て覚えましょう。

黒丸の中の漢字は押さえる指を表していて、赤丸のついたものはその音から弾き始めることを表しています。赤丸のついた弾き始めの音をルート(主音)と呼びます。実際に弾いてみましょう。ピッキングはオルタネイトピッキングもしくはダウンピッキングでもOKです。

5弦3フレットの中指(C)から始め、次に弾く音は5弦5フレットの小指(D)4弦2フレットの人差し指(E)と弾いていきます。この時点でドレミ♪と聴こえたと思います。そのまま同じように進んで弾いてみて下さい。

弾いていくと3弦5フレットの小指(C)の次に2弦1フレットのCに×印がありますが、同じ音程で重複するので弾かずに2弦3フレット中指と弾いて行きます。

そのまま弾いていくと1弦1フレット人差し指(F)、1弦3フレット中指(G)、1弦5フレット(A)と三つの指を大きく開く必要が出てくると思います。これをストレッチフィンガリングといいます。ギターを弾く上では避けて通れないフィンガリングです。

慣れると全く問題ないのですが、初心者の方はきついと思います。このストレッチができると多くの場面で活躍しますので、何度も練習してできるようにして下さい。そして1弦の小指(A)まで弾いたらまた戻り、今度は6弦の人差し指(F)まで弾き、最後は5弦のルートに戻って一往復になります。

第2ポジション

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このパターンの特徴は小指から始まること、4弦から3弦へ移るときに左手を少し左へ移動させて2弦へ移るときは少し右へ移動させる必要があることが特徴です。第1ポジションと同じようにルート→1弦小指→6弦人差し指→ルートまで弾いてみましょう。

第3ポジション

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比較的フィンガリングしやすいパターンです。難しいところはないのでルートからすべて弾いてみましょう。

第4ポジション

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ルートからストレッチが必要なポジションです。2弦8フレットGの音は3弦12フレット小指のGと同じ音程なので、弾かずに次の音へいって下さい。これもルートから順番に往復してください。

第5ポジション

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小指から始まる比較的弾きやすいパターンです。ストレッチもないので問題なく弾くことができると思います。ちなみにこのパターンで開放弦を使ったCメジャースケールを弾くことができます。人差し指で押さえる音は全て開放弦と同じ(音程は違う)なので、小指から始まるルートの部分を5弦3フレットのCの音に持っていき、人差し指の部分を開放弦で弾くとCメジャースケールになります。

他のキーのスケールを弾く

上図のように配置されたポジションをそのままの形で、右に2フレット分(全音)ずらしたものがDメジャースケールです。これがギターの素晴らしいところで、基本のポジションを覚えてしまえば後はずらすだけでキー(日本語で調(ちょう))が違う曲にもすぐに対応できてしまいます。

他のスケールも同じで、Fメジャースケールを弾こうと思ったら、最初のCの音を右に5フレット分(全音・全音・半音)動かして弾けばFメジャースケールを弾けたことになります。この要領で他のキーにもチャレンジしてみて下さい。

今回紹介したメジャースケールのパターンは非常に大事であらゆるスケールの基礎になります。これからソロを弾いたりフレーズを作ったりする時には必ず必要になるので、身体に染み込むまで練習して自分のものにしてください。

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